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部屋の間取りに注意する

玄関から近い部屋を子供部屋にすると、家族と顔を合わせることなく部屋に入ることができるため、コミュニケーション不足になる可能性があります。

家族が集まるリビングルームの近くに配置し、リビングに出やすい環境を作ったり、リビングを通らないと子供部屋に入れないような間取りにしたり、工夫すると良いでしょう。

プライバシーに配慮する

小学校高学年から中学・高校になると子供のプライバシーに配慮する必要があります。

特に男の子と女の子がいる家庭の場合は注意しましょう。

例えば、子供が小さい時はリビングの一部もしくはリビングの隣にある部屋を子供部屋として使い、思春期になったらお互いのプライバシーを確保できる部屋にリフォームしたり、別の部屋を子供部屋として使ったりなどして対応すると良いでしょう。

最近では、広めの部屋を子供部屋として確保しておき、小さい時は共用で使い、思春期になったらリフォームで2部屋に分離するケースもよく見られます。

内装材は掃除しやすくアレルギーに配慮したものを使用する

子供部屋は汚れやすい場所であるため、掃除がしやすい内装材を選びましょう。

フローリングは掃除しやすいのがメリットですが、傷がつきやすく、振動や騒音が気になるのがデメリットです。
一方、カーペットは防音性能が高く、クッション性もあるのがメリットですが、ほこりがたまりやすいというデメリットがあります。
カーペットを敷く場合は、防ダニ・防臭・防アレルギーなどの機能がある商品を選ぶと良いでしょう。

壁や天井は、アレルギーを起こしにくく、消臭・抗菌など空気清浄機能がある素材がおすすめです。
なお調湿機能に優れた珪藻土などの天然素材は人気がありますが、傷がつきやすいので、子供が小さい場合は不向きかもしれません。

収納スペースを確保する

子供の成長に伴い、持ち物が増えていくため、限られたスペースを有効に使える収納スペースが必要です。
レイアウト変更に対応でき、間仕切りとしても使える「可動式収納」がおすすめです。

自然光と風を採り入れ、照明は目に優しいものを使う

子供部屋は、自然光が入る、風通しの良い部屋にしましょう。
窓がない場合は、採光窓を新設するのも一つの方法です。
照明は、インバータ式の蛍光灯など、影ができにくく目に優しいものを選びましょう。

照明や窓で適切な明るさに

寝る時は暗く、起きる時に明るくなることが、寝室では大事です。
体内時計が適切に働き、寝つきやすく、すっきりと目覚めることができます。

快眠できる部屋を実現するためには、照明器具は白熱灯で柔らかく光るものを選び、目に直接光が当たらない場所に設置しましょう。
窓は睡眠中に顔に光が当たらないように、時間によって日の当たる角度が変わることを考慮して工夫しましょう。

床材の工夫で静かな寝室に

当たり前のことではありますが、ゆっくり眠れるよう、寝室は騒音がなく静かな空間であることが望ましいです。
なるべく道路や通りに面していない部屋を寝室にしましょう。

また寝室の床にはフローリングを選ぶ方が多いですが、音が響きやすいので、あまりおすすめできません。
音が響きにくいカーペットや畳などを選ぶと良いでしょう。

調湿素材で快適な空間作り

寝室の天井や壁材には、消臭・抗菌機能のあるものや、調湿機能のある壁材を選ぶと、より快適な空間づくりができるので、検討してみてください。

また天井や壁の色は統一し、明るすぎる色ではなく茶色やベージュなどの落ち着いた色を選ぶと良いでしょう。