リフォームと建て替えはどちらが安い?判断基準は?違いや費用、施工事例もご紹介!

築年数が経過した一戸建て住宅を「リフォーム(リノベーション)」するか「建て替え」を実施するか、迷う方は多いのではないでしょうか?一般的には、リフォームのほうが「費用が安い」と言われていますが、工事の規模によっては建て替えるよりも費用が高くなるケースもあり、一概にどちらが安いとは言えません。また建物の状況なども影響してくるため、総合的に判断する必要があります。そこで、リフォームと建て替えについて、それぞれの工事費用などの違いや施工事例、判断基準、メリット・デメリットを一緒に確認していきましょう!

リフォームと建て替えを比較!工事の費用/期間などの違いは?

まずは、リフォームと建て替えの違いを簡単に把握しておきましょう!

(※以下の表は、横にスクロールできます。)
リフォーム(リノベーション) 建て替え
定義 既存住宅の基礎部分を残したまま、
部分的に改修すること。
既存住宅を基礎部分から取り壊し、
新しく建て直すこと。
工事の
費用相場
【全面リフォーム/リノベーション】
350〜2,000万円

【スケルトンリフォーム】
390〜2,500万円
1,000〜4,000万円
工事費の
坪単価(目安)
10〜73万円/坪
(1坪あたり30〜40万円以上が基本)
40〜90万円/坪
工事以外に
かかる費用
■工事規模によっては、仮住まいや
 引っ越しの費用が必要。
増築減築などで床面積が
 変わる場合は、登記の申請が必要。
■建物の解体費、仮住まい、引っ越し、
 登記、儀式代(地鎮祭など)の諸費用が、
 基本的には必要。
工事期間 1〜5ヶ月
(1.5〜3ヶ月の事例が特に多い)
3〜8ヶ月
(4〜6ヶ月程度はかかると見込んでおく)
メリット ■改修箇所を絞れる。
■予算組みしやすい。
■工期が短い。
■居住中に工事できる場合もある。
■間取りを1から見直すことが可能。
■耐震や断熱などの施工がしやすい。
デメリット ■理想の間取りにできないことも
 ある。
■大掛かりな補修が必要な場合は
 高額になる。
■新築時と同様の手間が
 かかってしまう。
■今より家が小さくなることもある。
■廃材の処分費が多くかかる。
リフォーム(リノベーション) 建て替え
定義 既存住宅の基礎部分を残したまま、部分的に改修すること。 既存住宅を基礎部分から取り壊し、新しく建て直すこと。
工事の費用相場 【全面リフォーム/リノベーション】350〜2,000万円

【スケルトンリフォーム】390〜2,500万円
1,000〜4,000万円
工事費の坪単価(目安) 10〜73万円/坪
(1坪あたり30〜40万円以上が基本)
40〜90万円/坪
工事以外にかかる費用 ■工事規模によっては、仮住まい、引っ越しの費用が必要。
増築減築などで床面積が変わる場合は、登記の申請が必要。
・建物の解体費、仮住まい、引っ越し、登記、儀式代(地鎮祭など)の
諸費用が、基本的には必要。
工事期間 1〜5ヶ月
(1.5〜3ヶ月の事例が特に多い)
3〜8ヶ月
(4〜6ヶ月程度はかかると見込んでおくとよい)
メリット ■改修箇所を絞れる。
■予算組みしやすい。
■工期が短い。
■居住中に工事できる場合もある。
■間取りを1から見直すことが可能。
■耐震や断熱などの施工がしやすい。
デメリット ■理想の間取りにできないこともある。
■大掛かりな補修が必要な場合は高額になる。
■新築時と同様の手間がかかってしまう。
■今より家が小さくなることもある。
■廃材の処分費が多くかかる。

>> リノベーションの費用/事例
>> スケルトンリフォームの費用/事例
>> フルリノベーションの費用/事例

なお、全てのケースにおいて当てはまるとは限らないので、リフォームと建て替えの両方に精通している建設会社にご相談の上、検討していくとよいでしょう。

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ここで、当サービス『リショップナビ』の加盟業者にて実施した「リフォーム(リノベーション)」および「建て替え」の施工事例をご紹介します。
事例とともに価格も掲載していますので、ぜひ参考にしてくださいね!

リフォーム(リノベーション)の施工事例・価格

愛着を残したまま大規模リフォーム

築年数 40年
工事費用 968万円
工事期間 120日
建て替えも検討しましたが、我が家に親しみがあるということでリフォームをすることに。間取り変更や耐震補強など、120日にわたって施工を行い、非常に機能的な住まいを実現しました。外にはテラスを設置し、シックで落ち着いた、おしゃれなお家ですね。

新築同然のリノベーション

築年数 -
工事費用 1,380万円
工事期間 60日
ライフスタイルの変化に伴い実施したリフォームです。
老朽化も激しかったため、基礎構造はそのままに全面的に改装することになりました。

建て替えをせずに新築のようになった、と喜びの声をいただきました。

スケルトンリフォームで耐震・断熱対策

築年数 50年
工事費用 1,800万円
工事期間 140日
「親が建てた家を大切に受け継ぎ、残したい」という施主様から伺った想いに配慮し、またコスト面のことも考慮した上で、建て替えるのではなく、リノベーションすることをご提案しました。

築50年の平屋にて、リビング・浴室・洗面脱衣所・玄関ドアなどを一新。
玄関には、使いやすいシューズクロークも設けました。

増改築で間取りを一新

築年数 -
工事費用 2,000万円
工事期間 -
増改築を行い、間取りを大幅に刷新しました。
2階部分にベランダを新設したので、屋根のある場所での外干しが可能に。

また、全面の外壁材をサイディングに張り替え、見違えるほどきれいになりました。
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建て替えの施工事例・価格

劣化が激しく建て替えを決断

築年数 -
工事費用 1,500万円
工事期間 -
二棟続き家屋の一棟の建て替えです。
建物自体が激しく老朽化していたので、建て替えの実施に至っています。

間取りを1から見直すことができ、非常に住みやすいお宅になりました。

床が傾いていた中古住宅を建て替え

築年数 -
工事費用 2,000万円
工事期間 186日
購入された中古住宅で長年暮らしていたとのことですが、家の床が傾いて、窓やドアの開閉がしづらくなっていました。
床下に水が溜まっていた箇所もあり、建て替えを決断されました。

外構は、手入れがしやすい土間コンクリートになり、スムーズに車を出し入れできるように。
オール電化・対面式のキッチンなども導入しました。
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リフォームor建て替え、判断する際の基準は?

ここからは、リフォームか建て替えかを判断する際に確認するべきポイントについて、解説していきます。

具体的には、以下のような基準で考えてみてください。

・現在の家の状態
・これからの生活設計
・ご希望の間取りプラン
・土地の状況
・構造
・予算

リフォームが向くケース 建て替えが向くケース
今後も長く住み続けるという確証がない 将来、家を引き継いでいく人がいる
耐震問題、シロアリなどの被害がない 耐震補強やシロアリなどの被害の対策をしたい
できるだけ低額で抑えたい リフォームする場合と建て替えの場合の費用にあまり差がない
将来、2世帯住宅にする可能性がある 間取りや断熱などで大規模な変更をしたい
リフォームが向くケース 建て替えが向くケース
今後も長く住み続けるという確証がない 将来、家を引き継いでいく人がいる
耐震問題、シロアリなどの被害がない 耐震補強やシロアリなどの被害の対策をしたい
できるだけ低額で抑えたい リフォームする場合と建て替えの場合の費用にあまり差がない
将来、2世帯住宅にする可能性がある 間取りや断熱などで大規模な変更をしたい

今後も長く住み続ける、もしくは子や孫に譲渡したい家であるなら、現行の建築基準に合わせて建て替えてしまってよいかもしれません。
また将来的に、2世帯住宅リフォームなどの大規模な工事を行う可能性があるなら、まだ全体的に建て替えないほうが無難でしょう。

家の断熱性能の状態や、この先何年今の家に住もうと思っているかなどによっても、どちらがふさわしいか変わります。
以上の内容を踏まえながら、ライフスタイルに合った選択をしてくださいね。

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リフォーム(リノベーション)と建て替え、それぞれのメリット・デメリットについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

リフォームのメリット/デメリット

リフォームのメリット

リフォーム(リノベーション)の魅力は、工事期間や費用などを考えながら改善したい箇所を特定できるパターンが多いことです。
建て替えずに済むなら、一部改修で解決したいものですね。

リフォームのメリット

【予算組みがしやすい】

リフォームの場合は、施工部分を特定できるため、予算を組みやすいのが特徴です。
ご希望の予算に合わせるために、リフォームしたい場所や施工方法を絞っていくことも可能です。

また変更したい箇所だけに手を加えることができるので、こだわりの強い部分の施工に予算を集中させることが可能なのも大きなメリットです。

【工事期間が短い】

【工事期間が短い】<p></p>

リフォームの場合、基本的には基礎の解体工事を行う必要がないため、工事期間が建て替えに比べて短いのも長所と呼べます。

建て替えの場合は3~8ヶ月の施工期間を要しますが、大型リフォームやリノベーションの場合は1~5ヶ月程度で完了します。
部分的なリフォームであれば、最短で1日~数週間で終わることもあります。

>>【場所別】リフォーム工期の目安はどのくらい?
>> 一戸建てリフォームの費用相場・工事期間や注意点

【居住しながら工事ができる場合もある】

また全面リフォームであっても、リフォームする家に住みながら施工を進められるケースもあります。
この場合、仮住まいへ一時的に引っ越す必要がありません。
(ただし、一度建物をスケルトン(骨組みだけの状態)にする工事の場合などには、仮住まいの活用を推奨します。)

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リフォームのデメリット

直したい、改善したい場所を特定できるのがリフォームの特性。
その分、住宅の「基礎」となる部分は、対処できないときもあります。

【構造によっては理想の間取りにできないことも】

リフォームをする場合、今の家の範囲内であればどんな間取りにでも変えられる、というわけではありません。
構造によっては、壁を全く移動できないなどの制限があり、ご希望通りの間取りにできないケースもあります。

住宅の工法・構造 間取り変更の可否
木造軸組(在来)工法 間取りの自由度:●
2×4(ツーバイフォー/木造枠組壁) 間取りの自由度:▲(対応できる業者が限られる)
LGS造(軽量鉄骨造/プレハブ工法) 間取りの自由度:鉄骨系 = ●、
木質系orコンクリート系 = ▲
S造(重量鉄骨造) 間取りの自由度:●
住宅の工法・構造 間取り変更の可否
木造軸組(在来)工法 間取りの自由度:●
2×4(ツーバイフォー/木造枠組壁) 間取りの自由度:▲(対応できる業者が限られる)
LGS造(軽量鉄骨造/プレハブ工法) 間取りの自由度:鉄骨系 = ●、
木質系orコンクリート系 = ▲
S造(重量鉄骨造) 間取りの自由度:●

上記の通り、どこまでリフォームに対応できるかが、建設会社の技術によって変わることもあるので、施工業者を慎重に選ぶことも大切です。

【構造部に大掛かりな補修が必要な場合、高額になる】

【構造部に大掛かりな補修が必要な場合、高額になる】<p></p>

一般的に言えば、リフォームのほうが費用は安く済むことが多いでしょう。
しかし家の状態によっては、リフォームに多額の費用がかかることもあります。
それは地盤や構造部分、土台、柱が傷んでいる場合です。

原因としては、地盤沈下、多湿や結露による腐食、シロアリ被害などが考えられます。
この先、何年間住むことを考えているかによってもリフォームの内容は変わってきます。

そのため、まずは家の状態を診断することが先決です。
診断してもらう際には、必要なリフォーム工事の方法や、どの程度まで住めるようになるかを確認しましょう。

>> 耐震リフォーム/診断の費用
>> シロアリ駆除の費用/リフォーム事例/予防対策

住宅の基礎となる土台部分や、柱や梁などといった、家を支える部位の構造についても配慮しておかないと、工事内容によっては強度が不安定になる可能性があります。

ご希望のリフォームができるかどうか、事前に建設業者に確認しておくとよいでしょう。

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建て替えのメリット/デメリット

建て替えのメリット

リフォームでは実現しにくい改修を望むときは、建て替えを選択することになりますね。
建て替えだからこそできることも、一緒にチェックしてみましょう。

建て替えのメリット

【既存の構造に関わらず、理想の間取りに変更できる】

大きな間取り変更を希望されている場合、家の構造も深く関わってくる可能性があります。
このように、構造に関わる間取り変更や、階段・水回りなどの移動をしたい場合、リフォーム費用は高額になる傾向にあります。

上述したように、リフォームでは対応できないこともあれば、工事に時間がかかったり割高になったりすることもあります。
大掛かりな間取りプランの変更を所望されるなら、建て替えのほうが向くでしょう。

【耐震化などの施工がしやすい】

築年数がある程度経った家は、どうしても耐震や断熱、バリアフリーなどの基本性能が低めです。
そのため、以下の要素を取り入れたい場合は、リフォームをするよりも、建て替えてしまったほうがよい傾向があります。

・耐震化
・断熱化
・バリアフリー化
・省エネルギー化

耐震構造などに問題がないか、建物の構造に詳しい建設業者や工務店などに確認してみるとよいでしょう。

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建て替えのデメリット

建て替えの場合、必要になる手続きやコストが新築と一緒だと考えておくとよいでしょう。
また、土地などの問題もからんでくるので、建て替えをするときは慎重に検討してください。

【新築時と同じ手間がかかる】

建て替えの場合、建設会社選びや設計にかかる打ち合わせ、登記登録などの各種手続き、といった様々な手間がかかります。
元々あった家の工事であるにもかかわらず、新築を建てるときとほぼ同様の作業が発生するのです。

【建て替えにより、今より小さい家になることも】

【建て替えにより、今より小さい家になることも】<p></p>

家を建てた時点から現在までに、法律や条例が変更されている場合は注意が必要です。
中には建て替えが不可能な場合や、建て替えると今より小さい家しか建てられないケースもあります。

ただ、大掛かりなリフォームや増築などでも、地域や施工規模によっては確認申請が必要になります。
内容によっては許可が下りない場合もあるため、注意してくださいね。

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建て替えかリフォームか、迷う際は業者に相談

建て替えかリフォームか、迷う際は業者に相談

リフォームと建て替えについて、それぞれの違いや判断基準をご説明しましたが、住宅ごとに条件が大きく異なるといったことがあるので、一概にどちらを選択するべきとは言い切ることはできません。
そこで、リフォームか建て替えかで悩む前に、まずは建て替えや大規模リフォームが得意な、地元の建設会社に相談することをおすすめします。

業者によって「古民家再生が得意」「スケルトンリフォームの実績がある」「増築の施工経験が豊富」など得手・不得手があるものです。
できれば複数の会社に見積もりを依頼し、最も納得できる説明・提案をしてくれる所と契約するとよいでしょう。

満足できる新しい住空間を、ぜひとも実現したいですね!

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