玄関(ドア)リフォームの中心となる価格帯

こちらでは、リショップナビのリフォーム事例をもとに、玄関リフォームにかかる費用相場を確認できます。
(※2021年11月時点集計データ)

玄関ドア・玄関のリフォームは、10~50万円以内で実施できるケースが多いです。
玄関リフォームで多いのは、ドアの鍵の交換や追加、玄関ドアの交換などで、当日中に施工が完了するため、手軽に行えます。
網戸の設置や内装補修などは10万円ほどの予算を考えておくとよいでしょう。
収納・建具の設置といったリフォームも、大掛かりなものでなければ50万円以内で施工可能である場合が多いです。
また、玄関に網戸を取り付けるのに防犯面で不安という方には、防犯性の高いタイプもあるのでぜひチェックしてみてください。
柔らかい素材の網戸だけではなく、最近では鍵付きのものや、金属製の格子タイプの商品も発売されています。
以下のサイトにておすすめ商品をご紹介していますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
玄関(ドア)リフォームの施工価格を抑えるための方法

玄関(ドア)リフォームの施工価格を抑えるためのおすすめの方法は、以下の4つです。
● 複数社の見積もりを比較する
● 優先順位を決めておく
● 本体価格が安い玄関を選ぶ
● 補助金を利用する
以下にて、それぞれの方法の具体的な内容を解説していきます。
できるだけ費用を抑えて玄関リフォームしたいという方は、ぜひ参考になさってみてください。
複数社の見積もりを比較する

複数社の見積もりを比較することで、工事価格が安めの業者に依頼ができます。
複数社にリフォーム費用の見積もりを出してもらうことを、相見積もりといいます。
相見積もりでは複数社の施工価格だけでなく、見積書の内容もチェックできます。
工事価格が安いだけでなく、施工内容や費用の内訳が丁寧に記載されている業者を選ぶのも大切なポイントです。
優先順位を決めておく

玄関ドアを選ぶポイントの優先順位を決めておくことで、本当に施工したいタイプのドアを決められるので無駄な出費がなくなります。
特に、今の玄関に対して不満に思っている点や、使いにくいと感じている箇所を業者に伝えておくことで、最適なドアを提案してもらえます。
また、その際には本体価格の予算も一緒に伝えておくと、業者もスムーズにドア選びができるでしょう。
本体価格が安い玄関(ドア)を選ぶ

本体価格が安い玄関ドアを選べば、工事価格は抑えられます。
ただし、価格だけに注目してデザインや機能性に満足できなかった場合はリフォームしたことを後悔してしまいます。
そのため、ご家族とも相談しながら最低限取り入れたいポイントを押さえてドア選びをするようにしましょう。
補助金を利用する

「断熱対策のために玄関をリフォームする」など、条件を満たす際には補助金を利用できる場合があります。
こちらで、全国共通で活用しやすい補助金の例をご紹介しておきましょう。
(※下記の制度は、いずれも「玄関のみ」をリフォームする場合は対象とならないため、ご注意ください。)
二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(既存住宅における断熱リフォーム支援事業) |
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規定の建材(CO2排出を抑える効果があるもの)を使用するリフォームが補助対象です。 本事業で必須とされる工事(高性能な窓・ガラス・断熱材を使用するリフォーム)と同時に、断熱タイプの玄関ドアを導入すると、補助金を受け取れる可能性があります。 (詳しい内容は、公式サイトで確認いただけます。) |
次世代省エネ建材の実証支援事業 |
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省エネ効果が期待できる建材を使用してリフォームを行う場合に支給されます。 こちらも本事業で必須とされる工事とあわせて、断熱仕様の玄関ドアにリフォームする場合に、補助対象となる場合があります。 (詳しい内容は、公式サイトで確認いただけます。) |
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ここからは、価格帯別に玄関リフォームにかかるおおよその金額を見ていきましょう。
この金額には、記載してある材料費や工事費用のほかに、諸経費も含まれています。
30万円未満でできる玄関ドア・玄関リフォーム

以下のようなリフォームは、小規模工事のため30万円未満で実施可能です。
● 網戸の設置
● 玄関の内装工事
● 鍵・玄関ドアの交換のみ
● 玄関収納の設置
それぞれのリフォーム事例を、以下でご紹介していきます。
事例1
明るい玄関にするためクロス仕上げの内壁に
施工日数 | 2日 |
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工事費用 | 10~20万円 |
土壁にベニヤ板を上張りして、上から白いクロスを施工しました。
見た目にも明るく、快適な空間に仕上がりました。
>> この事例の詳細を見る

事例2
カバー工法で玄関ドアを交換
施工日数 | 1日 |
---|---|
工事費用 | 約30万円 |
木のぬくもりが感じられる、優しい雰囲気に仕上がりました。
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カバー工法なら1日でドア交換可能

玄関ドアの「カバー工法」とは、既存のドア枠を残したまま上から新たなドアをかぶせるようにして取り付ける工法のことです。
簡単な工事で済むため、工期も短く、ほとんどの場合1日でリフォームが完了します。
注意点として、もともとのドア枠サイズが特殊な場合は、既成品を取り付けることが困難なのでカバー工法は対応できません。
既存ドアへのカバー工法が難しい場合は、外壁や内装の工事も必要になるので費用が高くなってしまいます。
最終的に必要になる金額については、必ずリフォーム会社に確認しておきましょう。
30万円未満の玄関ドア・玄関リフォームの事例
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30〜50万円でできる玄関ドア・玄関リフォーム

断熱ドアや新しく設置する玄関扉のグレードが高い場合は、リフォーム費用は30万円以上かかります。
また、ドアと一緒に収納も交換するときや、玄関の間口を変更する場合も、30〜50万円は必要になるでしょう。
事例3
高性能の玄関ドアにリフォーム
施工日数 | ‐ |
---|---|
工事費用 | 約48万円 |
玄関が陰になりやすい位置にあったため、明るい色のドアにすることで帰宅時もホッとした安心感を持てるでしょう。
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事例4
ロートアイアン調の鋳物飾りでおしゃれな玄関ドアにリフォーム
施工日数 | 4日 |
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工事費用 | 約50万円 |
取手やドア周りを個性的にして、オリジナリティのある素敵な玄関となりました。
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事例5
断熱ドアで快適な玄関に
施工日数 | 3日 |
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工事費用 | 約50万円 |
外壁との色合いもバランスがよく、おしゃれな外観に仕上がりました。
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30〜50万円の玄関ドア・玄関リフォームの事例
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玄関・玄関ドアリフォームのポイント

玄関は、家の顔であると同時に、施工範囲が狭いことから低価格でリフォームできます。
住まいの中でも、デザインや素材にこだわりやすい場所であるといえるでしょう。
また、玄関リフォームの内容は「屋内」か「屋外」かの2パターンに分けられます。
屋外では、玄関ドアの交換が圧倒的に多いですが、鍵やドアノブのみの交換、網戸の設置などを実施するご家庭もあります。
屋内リフォームでは、照明のデザインを変更したり、収納を造作したりする工事が人気です。
玄関リフォームで重視したいポイントは、やはり使い勝手です。
ほぼ毎日出入りしますし、大きな荷物を運び入れることもあります。
そのため、扉や収納の大きさは十分に検討して、ライフスタイルに合うデザインを選びましょう。
また、将来のことを考えて、靴の脱ぎ履きの際に腰掛けられるベンチや、手すりを付けておくことも考えてみましょう。
玄関ドアの種類

玄関ドアには、大きく分けると【開き戸】と【引き戸】の2種類があります。
開き方のタイプによって、出入りのしやすさや、設置時に必要なスペースが変わります。

【開き戸】の中で最も一般的なのは、写真のような1枚のドアが左右どちらかに開く「片開きドア」タイプで、狭い玄関に適しています。
道路に面して、玄関の外のスペースがあまりない場合には、内開きになるよう設置しておくと安全です。
【開き戸】には、ほかに以下のようなタイプがあります。
● 袖付き片開きドア
● 親子ドア
● 両開きドア
ご自宅にとって設置しやすく、使い勝手のよいタイプを選ぶようにしましょう。

一方、【引き戸】は左右にスライドさせて開閉できるドアで、和風の家で多く見られます。
こちらの写真は「引き違い戸」と呼ばれるタイプで、片方の扉をもう1枚の扉側へ引き寄せて開くタイプです。
【引き戸】には、扉が1枚の「片引き戸」、2枚の扉を左右両側の壁へ引き込みながら開ける「両引き込み戸」などがあります。
玄関のバリアフリー化を検討している場合には、ドアを引く力が弱くても開閉しやすい【引き戸】へのリフォームをおすすめします。
ただし、【開き戸】から【引き戸】へ変更したい場合には、開ける際にドアを引き込むためのレールを設置するスペースが必要です。
まずは、リフォーム会社に施工可能か確認してみましょう。
玄関ドアの色の選び方

リフォームの際に、玄関ドアの色はどのように選べばいいのかをご紹介します。
玄関ドアの人気色は、グレーやブラックといった落ち着いた色や、木目調などです。
外壁や住宅の外観と合わせやすい色なので、無難なタイプを選びたい方にはおすすめです。
日が当たりにくい場所の玄関の場合は、ホワイトやナチュラルブラウンなどの明るめの色を選ぶと雰囲気が暗くなりにくいでしょう。
また、ビビッドカラーや目立つ色のドアは家全体のデザインとのバランスが取れているかが大切なポイントです。
悪目立ちする場合もあるため、施工時にはデザイナーや業者に相談しながら決めるようにしましょう。
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ここからは、費用が50万円以上と高額になる場合の玄関リフォームのパターンについて解説します。
50〜100万円でできる玄関ドア・玄関リフォーム

玄関ドアの交換と一緒に、内装工事を必要とする壁面収納を設置する場合には、50万円を超えることがあります。
また、より高性能の玄関ドアの変更にしたり、内装のデザイン性を高めたりした際にも、50~100万円程度のリフォーム費用がかかります。
事例6
開き戸から引き戸にリフォームした事例
施工日数 | 5日 |
---|---|
工事費用 | 約58万円 |
新しい玄関ドアは、デザイン性が高く断熱性と防火性に優れたLIXILのジエスタ2を施工しています。
美しいモカカラーで玄関の雰囲気がガラリと変わりました。
>> この事例の詳細を見る

事例7
外構工事も行いおしゃれな玄関に
施工日数 | 3日 |
---|---|
工事費用 | 50~100万円 |
外壁にレンガを施工して、ご要望に沿ったおしゃれな玄関周りにリフォームできました。
新しく交換した玄関ドアは、スマートキーが選べたり、高い機能性を持ったりしているYKKのドアリモです。
>> この事例の詳細を見る

50〜100万円の玄関ドア・玄関リフォームの事例
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100〜150万円でできる玄関リフォーム

玄関を広くするために間取り変更を行う際や、同時に建具や収納を一新したいときは、リフォームする場所が広範囲になります。
そのため、100万円以上の費用が必要になる場合があるのです。
また、ドアのグレードによって交換工事のみでも費用が高額になるケースもあります。
事例8
断熱性が高い玄関ドアへの交換リフォーム
施工日数 | 14日 |
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工事費用 | 100万円 |
断熱性とともに、利便性も上がりました。
>> この事例の詳細を見る

150〜200万円でできる玄関リフォーム

大規模な玄関収納・土間収納をリフォームした場合は、費用が150万円以上かかることがあります。
また、玄関をバリアフリー化にする際にも、同様の価格になるケースがあります。
予算が不安な方は、リフォーム会社と相談しながら工事内容を決めましょう。
事例9
玄関ドアと門扉を一新
施工日数 | 7日 |
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工事費用 | 160万円 |
>> この事例の詳細を見る

玄関(ドア)をカバー工法でリフォームすると費用をより抑えられるのか?
玄関(ドア)をカバー工法でリフォームすると、費用をより抑えられる場合があります。
カバー工法は、既存の玄関ドアの撤去や処分にかかる費用が不要です。
玄関(ドア)のカバー工法にかかる費用相場は20~50万円前後です。
玄関(ドア)のタイプによっては、取り替え工事の方が安くなるケースもあることを覚えておきましょう。
リショップナビでは、玄関ドア・玄関リフォームが得意な会社を多数ご紹介しています。
見積もりは無料で作成できますので、なるべく複数社に相談して、最もよい提案をしてくれるリフォーム会社に施工を依頼しましょう。
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【この記事のまとめ&ポイント!】
玄関ドア・玄関のリフォームをするのに、費用はどのくらいかかりますか? |
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玄関ドア・玄関のリフォームは、リショップナビが掲載している事例によると、10~50万円以内で実施可能なプランが多くあります。 収納・建具の造作などのリフォームも、大規模なものでなければ、50万円以内で施工できる可能性が高いです。 詳しくは、こちらからご確認ください。 |
玄関ドア・玄関のリフォームの事例を見たいです。 |
玄関ドアの交換リフォームを実施したり、収納スペースを増やした事例をご紹介しています。 こちらに掲載していますので、ぜひご確認ください。 |
玄関リフォームをする際のポイントは、何ですか? |
玄関は毎日のように出入りし、大きな荷物を運び入れることもある場所です。そのため、扉の大きさや収納のサイズについてよく考えて、ライフスタイルに合う使い勝手のよいリフォームにしましょう。 詳しくは、こちらをチェックしてみてください。 |
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